鉄スキー日記

というサイトの学さん:通称Mさんの
『疾恋』というゲェムをプレイしました。
ネタバレをします。
situren




まず感想の前にひとつふたつ

あたいはツイッターで東方にツクールをフォロウしているのですが
先日完成されたこの『疾恋』をプレイしている方々がなんかざわざわしていたので
非常に気になる作品でした。
まあツイッターを見ている限りなんとなく話がわかってしまって
「早苗さんに振られるストーリー」という事を知っていました。

そしてMさんという人について
欲求に素直な変わった人というのが率直なイメイジです。
竹取物語(創)というゲェムもつくっていますがまだ更新途中です。
プレイしたのはしばらく前なのですが、かなり面白かったです。
通常戦闘に面倒臭さを感じるあたいにとって戦闘中に流れるランダムま台詞と
戦闘テンポの良さ(何が起こっているかわからないほど)がとても好みに合いました。

そんなMさんの新作、『疾恋』です。

プレイ時間
20~30分

難易度
簡単
ただ、いっちばんさいしょ(レヴェル1の時)は結構死にます。
ちょっとレヴェルあげちゃえばらくちん。

キャラクタ
主人公、友人、早苗さん、あやややややややややや

お話
語るべきはここです。
まず、台詞がほぼありません。
演出のひとつのようですが、プレイヤアに想像させるという目的ならばかなり効果的です。
なので、キャラクタがプレイヤアに主張するのは動きとフキダシアイコン*だけです。
*フキダシアイコン……キャラクタの頭の上に浮かぶ『?』とか『…』とか『♥』とかそういうの

そしてこのフキダシアイコンはVXのデフォルトで10しか入っていません。
それを使いお話を展開させるのは、短編とはいえど難しいものだと思います。
これは参考したい表現方法です。
なかでも『…』を。
沈黙を表す『…』となにかぼそぼそと遠慮気味にしゃべっている『…』が混ざって表現されているのですが
それがどちらか、というのはお話の展開で分かるというわけです。(私の想像では、ですが)
こういうのって『ゲェムをプレイしている』っていうのを実感させられる方法の一つなのではないのでしょうか。
いたく気に入ってしまいました。

閑話休題 お話について。
上記の通り私はMさんのイメイジはどこかふっとんでいてそれを普通だと思っているフシがある人物
(くっそ失礼)
だと思っていたのでこんな王道な展開をもってくるとは思いませんでした。
そして面白いのがいろんなジャンルのストーリーとしては王道かもしれないこのお話。
『東方の二次創作ツクールゲー』というジャンルを付け足すと
これが一気に王道ではなくなってしまうのです。
だって東方二次創作ツクールゲーのオリキャラは(良くも悪くも)メアリー・スーがデフォだと思っていたからです。
もはやこれは東方の二次創作全般におけるオリキャラへの皮肉かと思ってしまうほどに
よくやったなあ、いいなあと思いました。(Mさんが『別にそんなの狙ってないよ』といったら私は少し顔が熱くなってしまいますが)

そして、嬉しかったのが最後。
まるわかりのあやややややや。
これ好き。
ほんとこういうの好き。

一度言いましたが、台詞がほぼありません。
なので初めて台詞が出てきた時、印象をあたえるのにかなり効果的です。
このゲームはそれもしっかりやって来ました。侮れません。

総評

『好みが分かれる』

これはもう空は青いばりに言うのも憚れるほど当然なことです。
なのでもう一言付け足すとしたら

『けど、このジャンルでは新しいので一度やってみて欲しい』
のが心情。

何を今更、といわれても仕方ない。
いつ何時でも客観的に『お話』をみるのは悪くないのですよ、と
ゲームファイルをお気に入りにいれながらつぶやいてみるあたいでした。

いいゲームだった!