しばろぐ
でおなじみのしばさんの『東方天陽想』をプレイしました。
多分ここ近年でいちばん待ち焦がれてていた作品です。
(のわりには公開してからやるまでに間ができる)
色々面白いところがあったので
パソコンのキーをかたかたやりたいと思います。
以下、ネタバレです。
最終パーティです。
仲間が加わるたびに入れ替えを行ったので結果最後に加わったこのふたりが最終候補に。
●概要
天子ちゃんが天人たちをしばきあげるお話です。
久しぶりにしっかりとしたストーリーのある作品をプレイしたような気がします。
●プレイ時間
10時間位でしたが
Xキーの倍速を結構多用したので本来の時間がわかりません。
この倍速機能はおそらくツクール内の時間だよね? まあいいやそのくらい楽しめました。
●キャラクタ
天子ちゃんが主人公。あとは
ルーちゃん(EX)、霊夢、魔理沙、小町、もこたん、さとりさん、レミリアお嬢です。
私の最終メンバーは画像の通り天子、さとり、お嬢になりました。
●システム
なんといってもヴィジュアル面は東方ツクール作品の中でもぴかいちです。
自作立ち絵から自作戦闘グラフィック、自作アニメーション。
(全人類の非緋想天はみものです)
立ち絵含め、何枚書いたのでしょう。考えるだけで嫌になります。
というのも作者のしばさんの素材を書く生放送などを結構閲覧していたので
もうなんかものすごい量かいているなあと検討がつかないからです。
いやいや、このこだわりはすごいです。
そしてやっぱり凄いことっていうのは完成させたことです。本当に。
ここだけの話ですが、完成しないと思っていました(失礼)
オール自作絵(東方キャラ、オリキャラ含む)でサイドビューで戦闘グラも書いて
もうなにやらなんまで自分で作って完成したのって私は見たことありません。
本当に凄いと思います。完成させているってところだけで。
と、ここまで見てみるとやたら完成させているだけ、みたいな発言になってしまっていますが
全くそうでもないのです。
これは次で。
全体の難易度は普通くらいでしょうか。
序盤普通、中盤ややむず、終盤簡単という印象です。
まあこれにはわけがあって、正直私はメニュー画面でやることが多いゲームが苦手です。
(最近はFF10をプレイし終わって、FF10-2に手を出したのですがなんかやること多すぎて嫌になっちゃいました)
よく言えばやりごたえがある、悪く言えばごちゃごちゃしている。
なので序盤はもう装備を変えるくらいで改造なんて一切していませんでした。
という理由から中盤少々苦労しました。
具体的に言うと異世界にとばされた後のボスふたりとフランちゃんですね。
しかしながらここまで私の苦手な要素
(ステートの多さとか、ステータスの多さとか)
があるにも関わらずここまで熱中できたのはやはりヴィジュアルとストーリが良いからでしょう。
ザコ敵は基本逃げる、レベル上げとか面倒なのでしたくないので
それでも工夫でクリアーできるバランスはとても良かったです。
おそらく終盤仲間になるキャラが推奨レベルなのでしょうか
お嬢、さとりさんが馬鹿に強かったのは他のキャラと10も離れていたからかもしれません。
にしてもさとりさんの通常攻撃がレミリアお嬢とならびトップなのはいかんせん面白かったです。
改造はするのとしないのじゃぜんぜん違いますね。
中盤その恩恵に気づかなければ投げていました。
最後なんかお嬢は回復いらずだし、精神力があがったさとりさんの全体回復は全回復だし
天子ちゃんの三回攻撃+会心率アップがなければなかなか勝てませんでした。
というか分岐で他のキャラを使えてよかったなと思います。
こまっちゃんも通常回復があるので楽ちん(しかも命中100%)だし
魔理沙ちゃんは相変わらずバカ力だし、霊夢ちゃんは回復二倍+回復力アップ指輪で全体5000回復とか
叩き出してたし。
もこたんは中盤の苦しかったとこ、フランちゃん戦でかなり役立ちました。
リザレクション自爆はかなり便利です。
そう、ここまで書いてあれなのですがEXルーちゃんはあまり使えませんでした。
ルーちゃん自体好きなキャラなのですが、ううむむつかしいですね。
防御力無視もいいのですがやはり上のキャラクタには敵いません。
こういっちゃなんですが、ストーリでも終盤は空気おっと。
●ストーリ
やっぱり語るべきはここです。
オリキャラがここまで出てくる作品、ここを語らなくてどこを語る。
(いや、システム面だいぶすごかったんだけどね)
なんかよく頓挫するツクール作品(あえてエターナルを使わない)に多いところは
味方にかっくいいかわいいオリキャラが居るところですが
天陽想は味方にオリキャラがいません。これはびっくりしました。
オリキャラの出し方について
多いので覚えられないのは確かなのですが、それぞれキャラクタは立っています。
律杜さんはあんまり印象に残っていません。パチュリーに似ている、くらいしかなんか目立つところがなかったような。
最後の戦いのところも由真、灯莉のほうが苦戦したので律杜、多華子さんは印象が少ない。
糸目キャラ好きだから朱梨さんは好き。そして強かったので嬉しい。
プレイしながら思ったのが熱血キャラ、というか真剣なキャラが少ないので原作臭いところがあって
とても良かったです。なあなあな感じって真似するのむつかしいよね。
むつかしいのはやっぱり最後の理由付けというか
異変の正体、動機ですがどうにも弱かったかなと思っちゃいました。
でもそれくらいのほうが東方らしいといえばらしいのですが。
まあここでずいぶん大層な動機が来てしまったら突拍子もないようなきもします。
だからこのくらいがすごくちょうどいいのですよね。
ストーリ部分でもう10時間プレイできたら感想はかなり変わります。
まあそりゃそうか。
●総評
優良可の五段階評価で言うと
9点です。非常におすすめ。よくうごくし、ドット絵もところどころ自作のでしょうか、芸も細かいです。
一部私でもわかるレベルのクッキーな感じがありましたが別に気になりませんでした。
やっぱり唯一これはなあと思ったのがオリキャラ多すぎて覚えられなかったことです。
え、私のスペック不足?
最後にしば兄貴、ありがとうございました。
好きな作者が増えました。
これをきっかけにオリキャラで作っている方々も完成させてくれればいいなあ。
完成する前に「うちのキャラは可愛い」とかいわれてもわからないのですよ。
さて二周目をやっていきます。
以下の理由です。
・多分一回しか行けない「異世界」の図鑑が埋まっていないこと
・ラスダンに出てくるD・フェアリーと赤髪天人に勝ってないこと
・裏ボスがいるらしい
・霧の湖の凍って進めないところはなんだ?↑の裏ボス関連かしら
・図鑑の最後のページが全く埋まっていない↑おn裏ボス関連でしょうね
・キャラが徐々につかめてきたのでストーリにもっと入り込めそう
強くてニューゲームはいいですねえ。
さてさて次は殆ど使わなかったEXルー、もこたんを使っていきます。
しば兄貴の次回作はまだかなあ!(はやい)