2015/5/10
第十二回博麗神社例大祭で購入した
サークル Second-Lib 発行の
「狂い時計」を読みました。著者は和泉亮さん。
この方の著書は初めて読みます。






恋愛ものです。
安易な恋愛ものは苦手なのですが、この本は非常に読みやすく楽しめました。
なんでなのかなと振り返ったところまず著者が書き慣れているからじゃないかなと感じます。

起承転結、非常に自然です。
読み返すと少し強引かな、月並みかなと思うところはあります。
だけどそれは見返したからであって
初見で自然だと感じたので、安心して読むことが出来ました。
本の評価って初見が8割だと私は思います。
ここまで自然に読み進められる著書はそうそうありません。
自然は違和感がない状態。
すなわちしっくり来る、だと思います。
これって非常に自分にあってる作品なのではないのでしょうか。
手にとって良かったな。

内容は、煮えきりません。
本当に煮えきりません。
これが良い恋愛小説のテンプレートだと思います。
感情を動かす恋愛小説は、経験則になってしまいますがとてもむつかしいことだと思います。
恋愛なんて、一番カンタンで一番ムズカシイジャンルだから、それをうまく見せるって
本当に技術がないとダメなんだなあと感じます。

魔理沙、嗚呼魔理沙がなあ。
この小説の被害者は誰でしょうか。
魔理沙でしょうか、霊夢でしょうか、咲夜でしょうか。
これもう全員ですよね(思考放棄)
だってそういうしか無いもんね。
これ、もうなんて人間の感情ってのは欠陥だらけなんだろうなってのを再認識させられます。
すこし「ずれ」た咲夜は当然のこと、霊夢だってずれています。
もどかしいなもどかしいなちくしょう。

タイトルも良いですね。
狂っている時計、未だ直っていない時計。
この後直していけばいいよ。
その時は魔理沙もぜひその場に居させてあげて下さい。
ゆっくりゆっくり。
ずれた霊夢も、もちろん咲夜も直っていけばなあと。

そう思いました。
次イベントがあったら著者の他の作品も漁ろうぞ。うへへ。